『いちばんすきな花』の第10話が12月14日(木)に放送されます。
第9話ではゆくえと紅葉が美鳥と出会った頃の回想が描かれた回でした。
ゆくえは『本当の美鳥ちゃんでいられる場所で誰かに必要とされていて欲しい』
紅葉は『いつか先生に帰りたい場所ができる事』
椿は『志木さんがもう怪我をしていない事』
夜々は『みどちゃんが自分のいたい場所に帰れる事』
4人は美鳥に再会するまでの間、美鳥がいなくなってからそれぞれが美鳥の幸せを願っていました。
そして、ゆくえ、椿、夜々、紅葉の4人と出会いながら現在の美鳥になり、美鳥の『夢』が4人を繋いでいったのです。
第10話では椿は引っ越しの日を決めるのでしょうか?
そして、椿の事が好きな夜々、ゆくえの事が好きな紅葉は自分の気持ちを伝えるのでしょうか?
それでは、「いちばんすきな花」第10話のあらすじや口コミ評判や感想を加えまとめてみました!
※本記事はネタバレが含まれているため、まだドラマを観てない方はご注意ください。
【いちばんすきな花】第10話の登場人物で注目の出演者は誰?
登場人物一覧
まずは「いちばんすきな花」に登場する人物のご紹介を致します!
登場人物
潮ゆくえ(うしお ゆくえ)役:多部未華子さん
青木椿(はるき つばき)役:松下洸平さん
深雪夜々(みゆき よよ)役:今田美桜さん
佐藤紅葉(さとう もみじ)役:神尾楓珠(かみおふうじゅ)さん
4人の思い出の人物:志木美鳥(しき みどり)役:田中麗奈さん
ゆくえの元親友:赤田鼓太郎(あかた こたろう)役:仲野太賀さん
ゆくえの妹:潮のこみ(うしお このみ)役:齋藤飛鳥さん
おのでら塾の生徒:望月希子(もちづき きこ)役:白鳥玉季さん
希子の中学の転校生:穂積朔也(ほづみ さくや)役:黒川想矢さん
第10話の注目の出演者は斉藤由貴(さいとうゆき)さん
今回ご紹介するのは、夜々の母・深雪沙夜子役を演じる斉藤由貴さんです!
出典:https://www.fujitv.co.jp
斉藤さんが演じる沙夜子は第4話で登場した、夜々の母親です。
女の子がずっと欲しかった沙夜子は、4人の子供の中で唯一の女の子である夜々を溺愛。
「女の子らしさ」を夜々に押し付けてしまい、それが原因で夜々を苦しめてしまう事になってしまう事になります。
夜々の母が登場すると、そのクセの強さが話題になりました。
そして、そんな沙夜子役を演じた斉藤さんについても「ハマり役!」や「演技力がすごい!」「夜々のママにピッタリ!」等反響を呼びました。
斉藤さんは1984年の「東宝シンデレラオーディション」に最終選考まで残り、同じ年の「ミスマガジン」のグランプリに選ばれた事が芸能界入りのきっかけでした。
その後明星食品のカップ麺の『青春という名のラーメン』のCMに起用された斉藤さん。
セーラー服姿の斉藤さんに多くの人の心を鷲掴みにしました。
『胸騒ぎ、ください』という印象的なセリフに胸キュンでしたね
1985年には歌手デビューを果たし、この時のキャッチフレーズは
『時代だって、由貴に染まる』でした。
翌年の1986年にはHNK紅白歌合戦にも出演し、シングル、アルバム共にオリコン週間チャートで第1位を獲得します。
そして、女優として斉藤さんがブレークするきっかけとなったのは、初の連続ドラマで主演を演じた『スケバン刑事』です。
斉藤さんの可愛い見た目に、鉄のヨーヨーを使って敵と戦っていくというギャップに大きな話題を呼びました。
当時、スケバン刑事の影響でセーラー服やヨーヨーが流行になったほどです。
「てめぇら、許さねぇ!」の決め台詞が有名だよね。
女優や歌手、ナレーター等幅広い活躍を見せている斉藤さん。
『いちばんすきな花』でも持ち前の演技力でクセが強い母親役を演じています。
夜々と沙夜子が電話で会話するシーンは『感動した』という声も続出しています。
斉藤さん演じる過干渉な母親役の演技も『いちばんすきな花』の見どころになっています。
【いちばんすきな花】ドラマ第10話あらすじ!ネタバレ注意!
美鳥にとっての4人
ゆくえと別れ、飛行機の時刻表を眺める美鳥。
美鳥は、今までの人生は勘違いされる事が多かったと思い返します。
その中で出会ったゆくえ、椿、夜々、紅葉の存在。
美鳥にとって4人は救いだったのです。
ゆくえが美鳥を空港に見送りに行ったことを4人のグループLINEで報告すると、椿、夜々、紅葉は美鳥に一言ずつLINEを送ります。
そんなLINEを見て、美鳥は笑みを浮かべました。
実家の花屋で花選びをしていた椿。
好きな花ばかり手にとっている椿に、弟の楓は「好きな花だけ集めてもいい花にはならない。人間関係も同じ」と言います。
椿は先日5人で集まった時の事が頭に浮かび、「そうだよね‥」と納得します。
『桜』が好きではない椿へのゆくえの答え
出典:https://www.fujitv.co.jp
いつものように椿の家で集まる4人。
ゆくえは、美鳥から預かった一人一人に対しての伝言を伝えます。
しかし、『春になると近くの公園に桜が咲くから、春まではいて欲しかった』という椿への伝言は夜々と紅葉が部屋から出て行った隙にこっそり伝えます。
それは、2人が「春まで引っ越しをやめよう」と言い出しかねないからでした。
椿は桜はあまり好きではないと話します。
しかし、みんなは桜が好きだから自分の文字が木偏に春なのに申し訳ないという椿。
ゆくえは、春が『春』なのは桜が咲くからではなく、桜が散って夏の花が咲くからだと話します。
そして、『他の3つの季節があるから春は春』と伝えます。
『5人組』ではなく、『2人組』が4つ
別の日、紅葉と夜々は2人でご飯に行きます。
夜々は、先日5人で集まった時に美鳥がどう思ったか気にしていました。
『5人組』じゃなくて、『2人組が4つ』だったと美鳥から聞いた事を話す紅葉。
夜々は『2人組が4つ』という表現をすぐに理解します。
『夜々に言われてなかったら自分で塾をやほうと思わなかった。』
『はるきがいなかったら誰も信じられなかった。』
『ゆくえがいなかったら教師になる夢諦めてた』
美鳥が話していた事を伝える紅葉。
紅葉に対しては何も言っていなかった為、夜々は「私が聞いてあげる」と、からかいながら美鳥にLINEをしました。
紅葉のバイト先の後輩にブチギレる夜々
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偶然同じ店にいた紅葉のバイト先の後輩2人が声を掛けてきます。
夜々の事を『彼女可愛いですよね』と言う2人に、夜々は『友達です』と否定。
『佐藤さんと一緒にいて楽しいですか?』と失礼な事を言う後輩達。
その言葉に夜々は激怒し、後輩達に向かって「よく知りもしないんだったら黙ってろよ」とキレてしまいます。
紅葉は慌てて夜々を外に連れ出しますが、その間も「ばーかばーか」と夜々はひたすら「ばか」を連呼します。
店を出て、冷静になり反省する夜々に「反省して」と紅葉は注意します。
夜々は「後悔はしていない。バカに伝わる言葉はバカぐらい」と言い、それには紅葉も同感します。
その時、夜々に美鳥からLINEの返信がきます。
『みんなじゃないってことが救いだった。みんなが自分を同じように見てたから違う人がいることに安心した。』
と、LINEには美鳥から紅葉への言葉が書かれていました。
紅葉は『今度死にたくなったら死ぬ前に電話するから絶対に出て。お腹痛くなった時も電話する』と夜々に話し、2人は笑いながら歩いていきます。
周りの声を気にしてしまう紅葉と希子
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今月末に引っ越すことに決めた椿は、椿の家で4人でやりたいことを募ります。
案を考えるものの、ただ喋りたいだけの4人は引き続き『喋りにくる』という結論になります。
学校に登校し、入りづらそうに教室を覗きこむ希子。
その姿に気づいた穂積は希子に近づきますが、希子は逃げてしまいます。
追いかける穂積に希子は「教室にいるとみんなが見てくる。他人の違うところを見つけて共有するの」と言います。
「何でそれが望月じゃなきゃいけないの?」と聞く穂積。
希子は「誰でもいいんだよ、それが途中で変わったりするから。」と返します。
そして、「穂積は保健室に来なくて良いって言ってんの」と立ち去ってしまったのです。
仕事の打ち合わせの為に椿の務める出版社を訪れる紅葉。
前回の小説の表紙の絵が評判が良かったと担当の人が褒めますが、紅葉は「本当に評判がいいですか?」と浮かない顔をします。
SNSの声は気にせずにメンタルを強くした方がいいと励まされますが、気にせずにはいられない紅葉。
打ち合わせが終わり、椿と合流します。
椿は元気のない紅葉に気づき、温かいものを食べに行こうと誘いました。
ゆくえと紅葉の言い合い
塾で元気がない希子の話を聞くゆくえ。
『みんなでいなきゃいけないのと、1人でいないといけないの、どっちが1番しんどいんだろう』と希子。
ゆくえは『しんどい時は自分の事だけ考えればいい、自分のしんどさが1番でいい』と希子に伝えます。
そして、ゆくえは温かいココアを希子にあげました。
椿の家に4人が集まると、ゆくえは「塾長に幼馴染が小説の表紙の絵描いてるって話したら、紅葉の絵褒めてたよ」と紅葉の隣に行き話しかけます。
「ゴミ」
と言う紅葉の一言に3人の手は止まり、紅葉を見ます。
「表紙のイラストがゴミすぎる。世界観わかってない」とSNSで見た中傷の言葉を口にする紅葉。
ゆくえは「悪意に自覚がない人の声なんて聞かなくていい」と言います。
紅葉は「ゴミかは価値観の違いだから、否定できない。ゆくえちゃんにはわかんないよ」と言い返し、ヒートアップする言い合いに夜々と椿は心配そうに2人を見ます。
ゆくえは「そうだね、否定しちゃダメだね」と謝り「散歩に行ってくる」と外に出て行ってしまいます。
人それぞれの価値観
自分でも気にすることじゃないと思っていながら、気にしてしまう紅葉。
そんな紅葉の姿を見て「婚約指輪ゴミになりました」と突然椿が声を出します。
「結婚指輪をしている人を見ると指にゴミつけてるなと思う」と話す椿。
椿に続き、「担当したお客さんの会員カードがゴミ箱に捨ててあるのを見たことがあります。会員カードを忘れてショックを受ける人もいるのに」と夜々も声を上げます。
2人の話を聞き、紅葉は「慰め方下手すぎ」とツッコミます。
夜々は「人の価値観否定するのはダメだけど、受け入れなきゃいけないってこともない。あんなに好きな人もいる」と伝え、椿はダンボールいっぱいの小説を見せます。
2人に慰められ、紅葉に笑みが戻ります。
ゆくえの心配をしていると、丁度ゆくえが帰ってきます。
紅葉に買ってきたチョコチップパンをあげるゆくえ。
そして、「左手の薬指に指輪してて、椿さんからしたらそれもゴミですよ」と思った事、「ポイントカードを忘れてずっと怒ってた人がいた。」と買い物の途中に見た人達の事を話します。
「価値観は人それぞれ」と話すゆくえ。
ゆくえがいない間にされていた会話と似ている事に3人は笑います。
夜々の告白
https://news.yahoo.co.jp/
このみが家に帰ると、そこには誕生日の飾り付けをしたゆくえが待ち構えていました。
テンション高めにお出迎えするゆくえに対し、「無理は良くない」と止めるこのみ。
このみの誕生日を祝うゆくえに、このみは無表情ながらも「超嬉しい」と喜びます。
昔の話をする2人。
このみは「サンタに愛嬌をもらった方がいい」と昔母親に言われた事を話します。
それに対し、ゆくえは「妹が欲しい」とお願いしたら1年後に妹をくれたと伝えます。
椿に電話した夜々は「私1人でも行っていいですか?」と尋ねます。
椿の家に1人でやってきた夜々は椿にご飯を作る事に。
夜々は料理は嫌いでしたが、母親の影響で料理が得意な事になっていたのです。
夜々の手作りご飯を食べて美味しさに感動する椿。
夜々は勇気を出して、「私って可能性ないですか?」と尋ねます。
「ごめん」と答える椿に夜々は堪えていた涙が溢れました。
椿は何も言わずティッシュを渡しました。
紅葉の告白
このみの提案で呼ばれた紅葉。
紅はゆくえとこのみが暮らしている家に遊びにきます。このみがいない間に夜々に先日の事を謝ります。
そして、紅葉も勇気を出して「ゆくえちゃん分かってるでしょ?」と自分がゆくえの事を好きな事を遠回しに伝えます。
ゆくえは「なんのこと?」と誤魔化します。
そして「傷ついてない?期待してない?」と確認するゆくえ。
紅葉は「全く期待させてもらえなかった」と話、「好きでもない俺に距離感考えてくれるところが好き」と伝えたのです。
ゆくえは紅葉は『紅葉』と言う枠の存在であり枠彼氏にはならないと言います。
夜々は「失恋し、慰めて欲しい」と紅葉に電話します。
「人のことを慰めている余裕はない」と話す紅葉。
『紅葉くんで寂しさ埋めようという気にならないから紅葉くんは友達』と夜々は言いました。
翌日、4人で集まり夜々の作ったご飯の残りを食べます。
すると、「4人でやりたいこと思いつきました。ちょっと住みたいです。」とゆくえが提案。
泊まるんじゃなくて住みたい、『行って、帰ってくる』と話すゆくえの意見に3人は大賛成。
少しの間、4人は一緒に暮らす事にしたのです。
【いちばんすきな花】ドラマ第10話の口コミやSNSでの評判は?
椿と紅葉と関係性いいよね。紅葉が自分の気持ちを出せる存在ができて良かったよね。
2人の恋が実らず切なかったね。次回一緒に暮らす事になって何か変化はあるのかな?
夜々の「ばーかばーか!」は名シーンになったよね!
【いちばんすきな花】ドラマ第10話のあらすじネタバレまとめ!
『いちばんすきな花』第10話では周りの声を気にしてしまう、紅葉や希子の気持ちが描かれていましたね。
それぞれの価値観があり、『ゴミ』の価値観も人それぞれ。
でもある人にはゴミでも、別の人にとっては大切な物な場合もある。と言う事を紅葉と希子を通して描かれていたのではないでしょうか。
そして、今回は夜々が椿に告白、紅葉がゆくえに告白をしました。
残念ながら振られてしまいましたが、告白をする気がなかっ紅葉が告白をしたのは紅葉の心境の変化が見られましたね。
期間限定一緒に住む事になった4人の関係性に変化は訪れるのか?
次回はついに最終回です!