INTRODUCTION

あなたも映画館で空を飛べる。
空に“恋した”大学生たちが織りなす、
青春物語の新たな傑作が誕生。

青く澄み渡る大空を舞台に躍動する大学航空部を描いた小沢かなのコミックス「ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-」(月刊コミック@バンチ)。上昇気流に乗って空を翔けるグライダー競技のリアリティもさることながら、注目されたのは主人公が魅せられた透き通るような美しさが表現された空と、その空に恋した大学生たちが織りなす、壁にぶつかりながらも、それでも前を向こうとする青春の物語だ。「空と大学生の青春」、この唯一無二のテーマに企画プロデューサーが一目惚れし、劇場アニメーションにと企画。5年の時を経て、最高のスタッフ・キャストが集結した。

映画化にあたり、主役はオーディションを敢行。多くの声優も参加する中、声優初挑戦ながら「彼女しかいない」と制作陣をうならせた若手実力派女優の堀田真由が、天真爛漫な主人公・都留たまきを演じることが決まった。共演には、島﨑信長、榎木淳弥と第一線で活躍する声優陣が名を連ねる。

監督には、高いクオリティの映像と繊細なキャラクター表現で評価を集める新鋭・橘正紀が務め、制作はテレコム・アニメーションフィルムが担当する。不朽の名作『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)をはじめ、「ルパン三世」シリーズの他、数多の作品を送り出してきた老舗スタジオでスタジオジブリ作品の作画協力でも知られる。中でもその評価が高いのが“美術”。直近では『天気の子』(19)、『閃光のハサウェイ』(21)、『竜とそばかすの姫』(21)等に、主に背景美術で参加している。物語の舞台であり、魅力的に描かれる“空”が彼らのマジックにかかりどのような情景を見せてくれるのか、今から期待に心が膨らむ。

雲の下に起こることが多い上昇気流が、ごく稀に青空のもと巻き起こる現象を指す言葉、「ブルーサーマル」。

夢中になれる喜び、才能の限界、淡い恋、将来への不安・・・、夢と現実の間にもがきながら、それでも果てしない空へと翔けていく登場人物たちの姿は、その“奇跡のような上昇気流 ブルーサーマル ”のごとく、きっとあなたの背中を押してくれるはず。
2022年3月、巨大なスクリーンで空飛ぶ体験をしませんか。

STORY

「キラキラな恋がしたい!」大学生活に、
心を踊らせる都留たまき。
しかし、彼女が恋に落ちたのは《空》だった!?

高校時代、バレーボール一筋で頑張ってきた都留たまき。大学では、「キラキラな恋がしたい!」と長崎から上京するも、入学早々オールラウンドサークルの体験入部中にグライダーを傷つけてしまい、空飛ぶ部活“体育会航空部”の雑用係をすることに。思い描いていたキャンパスライフとはかけ離れた環境に、最初は不満を抱いていたが、主将である倉持の操縦するグライダーで初めて《空》へ飛び立った瞬間から、一面に広がる空の美しさに魅了されていく。

たまきは過去の苦い思い出から“体育会”を避けていた。
しかし、飛び立つたびに「もっと上手くなりたい」と空の世界に夢中になっていく。
気づけば、目標に向かってともに励む先輩の空知や同期との間にも、
固い絆が生まれていくのであった。
そこには確かに彼女の求める“充実した大学生活“が存在していた。

様々な人の想いを乗せて、たまきは大空を翔ける。
その先に待つ、過去のトラウマやライバルとの出会い、そして突然の別れ。

果たして、《空》に恋した彼女たちは曇り空を抜け、奇跡の上昇気流 ブルーサーマル に出会うことはできるのか―。

CHARACTER / CAST

  • 都留たまき

    青凪大学航空部1年。通称・つるたま。普通のキャンパスライフに憧れ、長崎から上京したが、ひょんなことから航空部へ入部することに。

    cv. 堀田真由

    COMMENT

    「いつかは声のお仕事をやってみたい」と思っていたので、オーディションの結果を聞いたときはとにかくうれしかったです。この作品のテーマにもなっている“綺麗な空の青”をイメージして、オーディションには思いを込めてブルーの洋服を着て挑みました。
    島﨑さん、榎木さんはじめ第一線で活躍されている方々とアフレコをご一緒させていただき、毎日が学びの連続でした。初めてのことも多く難しかったですが、皆さんのおかげでとても楽しくお芝居ができました。
    私が演じた都留たまきは、コロコロ表情を変える天真爛漫で何事にも一生懸命な女の子。見ていてみんなが笑顔になれるような素敵なヒロインです。そんなたまきのまっすぐな思いに寄り添いながら、精いっぱい演じました。思わず空を見上げたくなるような、前向きにさせてくれる作品になっています。ぜひ劇場の大きなスクリーンで、“美しい空“を楽しんでいただきたいです!

    PROFILE

    4月2日生まれ。滋賀県出身。本作が声優初挑戦となる。
    数多くの大作・話題作に出演しており、いま最注目の若手演技派女優。主な出演作に連続テレビ小説「わろてんか」「エール」(17,20/NHK)、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(19/NTV)、「いとしのニーナ」(20/CX)、「危険なビーナス」(20/TBS)、映画『かぐや様は告らせたい』シリーズ(19、21)、『劇場版殺意の道程』、『ライアー×ライアー』、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』、『ハニーレモンソーダ』(21)など。ゼクシィ13代目CMガールに就任(20、21)。

  • 倉持潤

    青凪大学航空部4年/主将。グライダー操縦の天才で絶対的エース。
    つるたまを航空部に迎え入れ、目をかける。

    cv. 島﨑信長

    COMMENT

    原作も、今作の脚本も面白くて、夢中で一気に読んでしまいました。空への憧れみたいなものって、誰しもが一度は持ったことがあると思うのですが、ここに来て改めて空を飛んでみたくなりましたね。これまでの自分の価値観を変えてくれるほどの景色を、僕もグライダーの中から感じることができたりするのかなって。
    僕が演じた倉持潤は、いつも余裕があって飄々としていて、才能と環境にも恵まれた、完璧超人…かと思いきや、彼は彼で込み入った事情がありまして。重めの事情を抱えた、バックボーンがしっかりしている役どころは大好物なので、非常に楽しく演じさせていただきました。実際の収録はとっても楽しくて、僕ら自身が、良い作品だな、面白いな、楽しいなって思ったものは、見てくださった皆様にもきっと伝わると信じておりまして。めちゃくちゃ良い作品なので、ぜひ劇場で、自身の感性に任せてまっすぐ楽しんでみて欲しいです。きっと素敵な何かが、貴方の心に残るはず。

    PROFILE

    12月6日生まれ。宮城県出身。
    主な出演作に、「Free!」シリーズ(七瀬遙 役)、「Fate/Grand Order」 シリーズ(藤丸立香 役)、「バキ」シリーズ(範馬刃牙 役)、「呪術廻戦」(真人 役)、「ブラッククローバー」(ユノ 役)、「ソードアート・オンライン アリシゼーション」(ユージオ 役)、「ましろのおと」(澤村雪 役)、「さんかく窓の外側は夜」(三角康介 役)、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(山本理央 役)など。

  • 空知大介

    青凪大学航空部2年。素直な性格で、体育会系の後輩キャラそのもの。1年生の養成担当となるも、つるたまとはケンカばかり。

    cv. 榎木淳弥

    COMMENT

    原作や今作の脚本を読んで、グライダーというスポーツを通してチームの絆やキャラクターそれぞれの成長が描かれつつ、そこに恋愛も絡んできて爽やかな青春を描いている作品だなと感じました。自分の大学生だった頃を思い出しながらやろうと思ったんですが、僕はこんなにまぶしい青春を経験していなかったので、難しかったです(笑)。僕が演じた空知大介は主人公のつるたま(都留たまき)に突っかかっていくことの多いキャラクター。それも憧れの倉持(倉持潤)やグライダーへの情熱からくる反発なので、ツンツンしているけど実は熱い心を持った良い子なんです。そして、アフレコの段階から今作の舞台となる大空がどのように描かれるのか楽しみでした。皆さんも是非グライダーの迫力、風景描写を楽しみにしていて下さい!

    PROFILE

    10月19日生まれ。東京都出身。
    主な出演作に、「呪術廻戦」(虎杖悠仁 役)、「はたらく細胞BLACK」(赤血球〈AA 2153〉)、「彼女もカノジョ」(向井直也 役)、「つくもがみ貸します」(清次 役)、映画『機動戦士ガンダムNT』(ヨナ・バシュタ 役)、『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』(高石タケル 役)など。その他、MCUシリーズ作品をはじめとしたトム・ホランドの吹き替えもつとめる。

STAFF

監督:橘正紀​

COMMENT​

原作を読ませていただき、明るく爽やかなタッチで航空部という一風変わった部活動を描きながらも、何者でもないたまきが周りを巻き込みながら「自分の居場所」を見つけるためにもがく、等身大の物語だなと感じました。
たまきを演じる堀田さんはオーディションの時から、お芝居の指示に対して呑み込みもとても早くて音響監督の山口貴之さん共々満場一致で決まりました。堀田さんならではの明るさでたまきの純朴さや快活さを演じて頂き、こちらの無茶振りにすぐに反応してくれる勘の良さに舌を巻きました。全力でお芝居に取り組む姿がたまきと重なって、スタッフも声に負けないよう生き生きと描かねばという活力をもらい、作画もとても表情豊かになっています。
映画を見終わった後に、元気になって「前向きに一歩踏み出そう」という気持ちになれるような作品になればいいなと思ってます。物語の魅力はもちろん、アニメーションだからこその“空を飛んでいるかのような爽快感”や、“空の魅力”を体感してもらえるように制作に励んでいます。ご期待ください。

​PROFILE​​

1996年より演出助手としてキャリアをスタートさせ、Production I.G作品「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの演出や『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(07)では絵コンテを担当した。着実に実績を重ね、初監督作品となった「東京マグニチュード8.0」(08)では第13回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。監督作品として「ばらかもん」(14)、「プリンセス・プリンシパル」(17)、映画『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章』(21)などがある。

  • 脚本:
    橘正紀 高橋ナツコ
  • アニメーション制作:​
    テレコム・アニメーションフィルム​​

ORIGINAL

原作:小沢かな​

PROFILE​

漫画家/イラストレーター。2015年〜18年に自身が学生時代に在籍していた「航空部」の経験をもとにした漫画「ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-」を「月刊コミック@バンチ」(新潮社)で連載(全5巻)。主な作品に「野々宮月子はいつも眠い」 (講談社/Kissコミックス)、気象絵本『せきらんうんのいっしょう』『ろっかのきせつ』(ジャムハウス/イラスト担当)があり、現在、「BLUE MOMENT」COMIC BRIDGE(KADOKAWA)を連載中。

MUSIC

SHE’S​

主題歌「Blue Thermal」 挿入歌「Beautiful Bird」​

▶︎SHE’S 公式サイト

COMMENT(Vo.&Key. 井上竜馬)​

エンジンのない機体に乗って、空を旅する。​
上昇気流を見つけ出し、高くそして遠くへ。​
細心の注意を払いながら前を目指していく。​
そんなロマンチックで、スリリングな旅。​
まるでバンドみたいじゃないか!と、感じて気がついたらのめり込んでいた作品でした。​
たまきが一瞬で心を奪われた空の景色を想像できるような軽やかで美しい主題歌と、朝の澄んだ空気と雲が見えるような挿入歌。そんなイメージをしながら曲を書かせて頂きました。​
どちらもシーンや物語を彩る一部となっているかと思います。​
まずは挿入歌を聴いて、映画の世界観を感じてみてください。​
そして是非劇場でご覧ください。お楽しみに!​

​PROFILE​​

聴けば、きっと囚われる。
メンバー全員大阪出身のピアノロックバンド。
2012年「閃光ライオット」ファイナリストを契機にその高い音楽性が注目を集め、2016年にメジャーデビュー。全作品のソングライティングを担う井上竜馬が奏でるピアノをセンターに据え、エモーショナルなロックサウンドから心を鷲掴みにする珠玉のバラードまで、壮大かつ圧倒的な存在感を放つ。
2021年でバンド結成10周年・メジャーデビュー5周年のアニバーサリーイヤーを迎え、2022年2月24日には初の武道館公演を開催予定。

堀田真由(都留たまき役)

COMMENT

以前お仕事させて頂いたSHE'Sさんに楽曲を提供して​いただけることとても光栄でありご縁を感じております。​
不安と小さな期待を胸に踏み出そうとする主人公を​応援する暖かなメロディーは、一緒に前に進む勇気を与えてくれました。​
そして、目を閉じると彼女が見た美しい空に私も連れて行ってもらったような気がします。​
映像と音楽が交わった瞬間どんな魔法がかかるのか今から楽しみです。
主題歌も作品の世界観に寄り添った楽曲で音楽の力にとても救われました。​
是非、皆様も劇場でお楽しみください。