STORY
「キラキラな恋がしたい!」
大学生活に、心を踊らせる都留たまき。
しかし、《空》に恋した彼女の生活は一変!?
《空》で見つけた大切なものとは…?




「いつかは声のお仕事をやってみたい」と思っていたので、オーディションの結果を聞いたときはとにかくうれしかったです。この作品のテーマにもなっている“綺麗な空の青”をイメージして、オーディションには思いを込めてブルーの洋服を着て挑みました。
島﨑さん、榎木さんはじめ第一線で活躍されている方々とアフレコをご一緒させていただき、毎日が学びの連続でした。初めてのことも多く難しかったですが、皆さんのおかげでとても楽しくお芝居ができました。
私が演じた都留たまきは、コロコロ表情を変える天真爛漫で何事にも一生懸命な女の子。見ていてみんなが笑顔になれるような素敵なヒロインです。そんなたまきのまっすぐな思いに寄り添いながら、精いっぱい演じました。思わず空を見上げたくなるような、前向きにさせてくれる作品になっています。ぜひ劇場の大きなスクリーンで、“美しい空“を楽しんでいただきたいです!
原作も、今作の脚本も面白くて、夢中で一気に読んでしまいました。空への憧れみたいなものって、誰しもが一度は持ったことがあると思うのですが、ここに来て改めて空を飛んでみたくなりましたね。これまでの自分の価値観を変えてくれるほどの景色を、僕もグライダーの中から感じることができたりするのかなって。
僕が演じた倉持潤は、いつも余裕があって飄々としていて、才能と環境にも恵まれた、完璧超人…かと思いきや、彼は彼で込み入った事情がありまして。重めの事情を抱えた、バックボーンがしっかりしている役どころは大好物なので、非常に楽しく演じさせていただきました。実際の収録はとっても楽しくて、僕ら自身が、良い作品だな、面白いな、楽しいなって思ったものは、見てくださった皆様にもきっと伝わると信じておりまして。めちゃくちゃ良い作品なので、ぜひ劇場で、自身の感性に任せてまっすぐ楽しんでみて欲しいです。きっと素敵な何かが、貴方の心に残るはず。
原作や今作の脚本を読んで、グライダーというスポーツを通してチームの絆やキャラクターそれぞれの成長が描かれつつ、そこに恋愛も絡んできて爽やかな青春を描いている作品だなと感じました。自分の大学生だった頃を思い出しながらやろうと思ったんですが、僕はこんなにまぶしい青春を経験していなかったので、難しかったです(笑)。僕が演じた空知大介は主人公のつるたま(都留たまき)に突っかかっていくことの多いキャラクター。それも憧れの倉持(倉持潤)やグライダーへの情熱からくる反発なので、ツンツンしているけど実は熱い心を持った良い子なんです。そして、アフレコの段階から今作の舞台となる大空がどのように描かれるのか楽しみでした。皆さんも是非グライダーの迫力、風景描写を楽しみにしていて下さい!
原作を読んだときの、青い青い空へ向かう高揚感。その高揚感と恋愛の模様が、爽やかに交差していく感覚が忘れられません。
私の演じるちづるは、チームを引っ張っていく立場もあり、クールで責任感の強いキャラクターですが、実は非常に繊細な心の持ち主。たまきに対してはあたりがやや強いのですが、もちろんそれには理由が。
グライダーという空のスポーツをテーマにした作品なので、もちろん空の描写がとても楽しみなのですが、キャラクター達もとてもエネルギーを持っていて魅力的な作品になっていると思います。たまきが、みなさんの心をグイグイと大空へ導いてくれます。
爽快感と、甘酸っぱさと、壮大な青空!楽しみにしていてください!
何かに一生懸命に打ち込んだ記憶は誰にもあるもの。そしていつしか忘れてしまうもの。そんな大切な記憶に呼びかけてくれるような、清々しくも熱い物語です。僕が演じる朝比奈は “夢を諦めない人”。演じていると彼とまったく同じ気持ちになれた瞬間が随所にあって、胸がじんと熱くなりました。観た方々に風を感じてもらえたら、そしてその風を受けて空高く上昇してもらえたら、演者としてこれ以上の幸せはありません。
原作を読んだ時、明るく爽やかなタッチで航空部という一風変わった部活動を描きながらも、何者でもないたまきが周りを巻き込みながら「自分の居場所」を見つけるためにもがく、等身大の物語だなと感じました。
たまきを演じる堀田さんはオーディションの時から、お芝居の指示に対して呑み込みもとても早くて音響監督の山口貴之さん共々満場一致で決まりました。堀田さんならではの明るさでたまきの純朴さや快活さを演じて頂き、こちらの無茶振りにすぐに反応してくれる勘の良さに舌を巻きました。全力でお芝居に取り組む姿がたまきと重なって、スタッフも声に負けないよう生き生きと描かねばという活力をもらい、作画もとても表情豊かになっています。
映画を見終わった後に、元気になって「前向きに一歩踏み出そう」という気持ちになれるような作品になればいいなと思ってます。物語の魅力はもちろん、アニメーションだからこその“空を飛んでいるかのような爽快感”や、“空の魅力”を体感してもらえるように制作に励んでいます。ご期待ください。
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