ブギウギ第3週(10月16日~10月20日)の放送が始まりましたね!
前回の第2週まででは、実家の銭湯「はな湯」を継ぐと思っていた12歳の鈴子が、親友タイ子の一言をきっかけに入団した歌劇団でのデビューまでの日々が描かれました。
当初の目標であった花咲少女歌劇団は不合格となりましたが、無事に梅丸少女歌劇団(USK)に合格し研修生としての入団が決まりましたね。
1か月で同期は桜庭辰美と白川幸子の2人まで減ってしまい、その同期と険悪な時期もあったもののなんとか一致団結。
無事に梅丸少女歌劇団の初単独公演でデビューを果たした鈴子なのでした。
今週からは、デビューから6年後。無事に鈴子が一人前のレビューガールとして奮闘する日々が描かれていきそうです。
予告を見る限り第3週では強力な後輩の登場や、鈴子達がバラバラにされてしまうような事件の発生、そして恋の予感と盛りだくさんの内容の予感です!
それではブギウギ第3週のあらすじを振り返っていきましょう!
第3週「桃色争議や!」で初登場のキャスト
子役からメインキャストへバトンタッチされた第3週。初登場のキャストをご紹介します!
【梅丸少女歌劇団】
福来スズ子 役 趣里(しゅり)
リリー白川 役 清水くるみ(しみず くるみ)
桜庭和希 役 片山友希(かたやま ゆき)
秋山美月 役 伊原六花(いはら りっか)
【はな湯の人々】
六郎 役 黒崎煌代(くろさき こうだい)
タイ子 役 藤間爽子(ふじま さわこ)
第11話!10月16日(月)放送のあらすじ!
人気劇団となった梅丸少女歌劇団
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鈴子たちが入団して6年、昭和8年の梅丸少女歌劇団では関西では知らない人はいない人気歌劇団へとのぼりつめていました。
男役トップは相変わらず橘アオイ、女役トップは大和礼子が務めており、同期の幸子は女役として役をもらい辰美、鈴子はわき役として日々公演と稽古に励んでいます。
後輩も入団し、鈴子もすっかり後輩を指導するお姉さんとなりました。
幸子は彼氏がひっきりなしにいるようで、公演が終わったらデートへ出かける日々。鈴子は「オエッや」と零します。
一方辰美は、後輩・秋山美月(あきやま みつき)の存在に少し焦っている様子。
美月は、花咲少女歌劇団から移籍した期待の新人男役。
先輩を押しのけ、幸子とペアですでに役をもらい大人気となっています。
ただ、歯に衣着せぬ言い方がキツく劇団員たちの雰囲気を悪くしがちで、心配する鈴子に「花咲からうつってきたからワテらのことバカにしとるんちゃう」と悪態をつく辰美です。
自分の売り出し方に悩む鈴子
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はな湯では相変わらず常連客達が集まります。
どうやら世間は不景気で、キヨさんの八百屋は売上半分、アサさんのあん摩もお客さんが激減しているようです。
そこへ帰宅した鈴子はツヤに月給の半分を渡します。
半分もいいのにと申し訳なさげなツヤに「ライスカレー食べるくらいにしか使わんから大丈夫」と笑います。
そこへゴンベエと、すっかり大きくなった六郎が帰宅します。
新しくゴンベエに帽子を作ってもらいご機嫌な六郎。ゴンベエは相変わらず記憶を取り戻せずにいました。
学校へ行くとみんなにバカにされるし、風呂屋の仕事が楽しいと亀と遊ぶ六郎。
どうやら六郎はゴンベエとはな湯の仕事を手伝っているようです。
男遊びをしつつも女役としてしっかり人気を博している幸子、後輩ながら男役としてすでに大人気の美月に対し自分の売り出し方に悩む鈴子。
ホンマにはな湯を継がなくてよかったんかな?と問う鈴子に、ツヤは「あんたが一番かわいい」「その笑顔で売ればいい」と励まします。
不況を打開すべくUSKでは新体制が敷かれる
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洋食屋「フクロウ」でランチをする鈴子、幸子、辰美3人。鈴子は今日もライスカレーを頬張ります。
幸子のようなレディーのふりは気色悪くてできないから小太りの娘役を目指そうかなとぼやきます。
幸子は客と男を魅了するには技が必要。幸子の技は「目つき」だと豪語します。
早速従業員の「ハット」と「コック」に技を披露しデザートのおまけをもらう幸子。気味悪がる鈴子と辰美なのでした。
昭和4年の世界恐慌をきっかけに、不況の波は大阪にも到来。
町のあちらこちらでは労働者たちのデモが行われていました。
そこへ林部長によって集められた劇団員たち。
USKでも不況の波に飲み込まれぬよう新たな手法で客を入れるべく、大和を演出として起用することが決まったようです。
舞台の演出は夢でもあったと話す大和。憧れの礼子の演出のショーでは絶対に大きな役をもらいたいと張り切る鈴子です。
転換期を迎えたUSK、思い悩む少女たち
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さっそく大和演出指導の下始まった舞台の稽古。礼子に見惚れてか、伴奏の股野義夫(またの よしお)は演奏が飛んでしまいます。
咎める礼子に乗っかり、「私もよろしいでしょうか」と美月が手を挙げます。
どうやら辰美のテンポが少しずれていたようで、先輩の辰美相手に臆せず諫めます。
言い合いになりそうな2人に礼子が止めに入ります。
礼子が美月に同意する形でなんとかその場は収まったようですが、ロッカールームでは辰美は暗い表情。
練習に誘う鈴子ですが「今日は帰るわ」と行ってしまいました。
一方稽古場ではアオイが礼子に、指導方法について抗議していました。
先輩後輩分け隔てなく起用するといっても、やりすぎじゃないか、バラバラになるんじゃないかと心配するアオイ。
それでバラバラになるようではいけない。
USKはもう一回り成長するときに来ている。絶対みんなついてこられるようにすると礼子は反論します。
鈴子に気が付き「続きは今度や」と去っていくアオイ。礼子とアオイの間にも何やら不穏な空気が漂います。
「焦っちゃだめよ」2人きりになった稽古場で礼子は突然鈴子に告げます。
礼子には売り出し方に悩む鈴子の焦りが見透かされていたのでしょうか。
「続けてさえいれば個性はいつか必ず見つかる」と告げます。
「続けることが一番大変なんだけどね」
そう言い残し去っていく礼子。鈴子は改めて頑張ろうと誓うのでした。
10/16放送回の口コミやSNSでの評判は?
ブギウギ10/16放送回の放送後のSNSでの評判をまとめてみました!
すっかり大人になった鈴子たち
新たな役者さんたちに期待の声も多かったよ!
後輩も出現して何やら不穏な空気が漂うUSK
どうなっちゃうのかドキドキ・・・
明日の放送も楽しみだね!
第12話!10月17日(火)放送のあらすじ!
「才能」に翻弄される鈴子
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1人、稽古場で踊る鈴子。礼子に言われた「続けていれば個性はいつか必ず見つかる」の言葉を反芻します。
自分の個性は何なのか、答えの見つからない現状にむしゃくしゃした鈴子。
稽古場には鈴子の大阪音頭が響き渡ります。
USKでは大和が演出となり、厳しいレッスンが続きます。
男役の秋山美月を見本として踊らせ、辰美に秋山を見本にするように指導する始末。
これでは辰美のプライドはボロボロです。
鈴子は更衣室で辰美を気遣い、今日こそ一緒に練習しないか。もしくははな湯に入りに来ないか誘います。
ところが辰美は「構わんといてよ!」「大きなお世話や」と怒鳴ります。
鈴子は娘役。秋山の「才能」と勝負しなくていいんだからあんたはいいよなと言い残し去っていきます。
稽古場では股野が1人ピアノの練習をしています。
そこへやってきた鈴子。労わりあう2人、話す中で股野が本当は「浪花交響楽団」に入りたかったと明かします。
でも才能がないと呟く股野。ここでも「才能」のワードです。
そこへ幸子が「男と別れた!」と威勢よく入ってきます。
「ほんまリリーちゃんはへこたれんなあ」と笑う股野。
幸子はすかさず口説き始めますが、股野は「好きな人がいるから」とうっかり漏らしてしまいます。
股野は大和が好きということは幸子にバレバレでしたが、鈴子は全く気が付かず。
幸子は鈴子も恋するべきと肩を叩きます。
「ワテかてあんたや大和さんの才能と勝負してんねん」
珍しく声を荒げた鈴子に幸子と股野は事態が呑み込めず鈴子をただ見つめます。
1人帰路につく鈴子は「ワテかて才能欲しいわ」と呟くのでした。
才能を理由に諦める人、自分の強みにする人
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翌日、初めて稽古を休んだ辰美を案じる鈴子に、幸子はこんなことでくじけてたらもたないと言い放ちます。
リリーは才能あるから・・・とうじうじする鈴子に、「あるとしたら落ち込まない才能や」と7杯目のライスカレーを頬張ります。
「どんだけ食べても太らない体質」だからとやけ食いに走る幸子。
どうやら幸子も失恋に落ち込んでいるけれどそれが表に出ていないだけだそう。
養成所に戻ると美月が厳しい口調で後輩たちを叱っています。
不穏な空気に「争いごとは美容に悪いから」とそそくさと去っていく幸子。
「やめてしまえ」と怒鳴る美月に鈴子が慌てて仲裁に入ります。
何でもないと美月が去っていったのち、後輩たちに事情を聞くとどうやら「才能がないならやめろ」と言われたそう。
またまた「才能」のワードを聞くことになる鈴子なのでした。
口々にもう無理ですと弱音をあげる新人。
様子を見ていた林部長は「新人全員辞めさせた教育係はいない」と脅しをかけます。
中庭にうつり後輩たちにお団子とサイダーをおごり話を聞く鈴子。
「同期みんなで苦しい稽古のあとに食べるから美味い」「簡単にやめたらいけない」
「ワテかて才能ないのに続けてきた、仲間と励ましあって頑張ってきた」と励まします。
そんな鈴子に新人の1人が
「福来先輩はなんで才能無いのに続けられるんですか」
「このまま芽が出なかったらどんだけ頑張っても大和さんみたいにはなれないじゃないですか」と問います。
後輩に痛いところを突かれ、言葉に詰まる鈴子なのでした。
厳しい美月の過去とUSKでの目標
出典元:gooニュース
鈴子は美月をランチへ誘ったようです。フクロウで美月がライスカレーやプリンを頬張ります。
「遠慮せんなあ、太るで」呆れる鈴子に「ウチ食べても太らん体質なんです」と幸子と同じセリフを吐く美月。
「なんですか話って」美月が鈴子に促します。
鈴子は座り直し、「あんた新人を追い詰めてどうすんねんな」と問います。
美月は追い詰めてない、やる気ないならやめろと言っただけだと反論します。
鈴子はすかさず「才能無いならやめろ言ったんやろ」
「みんながあんたや大和さんみたいに才能があるわけやないやろ」と咎めます。
才能がなかったら続けちゃいけないのか?と続ける鈴子に
「才能っていうのは頑張る才能」のことだと美月が反論します。
美月は花咲で、一緒に入った同期の子が怪我で踊れなくなったこと、花咲でどこか余裕がある団員たちにイライラして喧嘩になり辞めたことを話し出します。
もう踊りなんかいいと思ったけれど、やっぱりまた踊りたくなった。
そこへ林部長が声をかけてくれたから、美月はUSKには恩があると続けます。
だから梅丸をもっと大きい劇団にして花咲を抜きたいと思っている。
嫌われるのは慣れてる。このまま厳しい態度は続けるつもりだと宣言するのでした。
才能がないのに続ける才能
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帰宅した鈴子はいつもより少し元気がなく見えたのでしょうか、どないしたん?と心配するツヤに「なんもないよ」と笑います。
姿の見えない梅吉は、居間でまた急に映画の脚本を書き出したと六郎が報告します。
タイ子も遊びに来ていると聞くと飛んでいく鈴子。元気を取り戻した様子にツヤもホッと一息つきます。
女学校を卒業したタイ子は母親の反対を押し切り芸者見習いになっていました。
芸者の話を書くからとタイ子に芸者の話を聞いていた梅吉。
「書く書く病の発作や」「なんの返事もないのに」と話す鈴子に「ずっと続けて偉いわ」とタイ子がフォローします。
「偉ないわ。才能もないのに」とあしらう鈴子。
梅吉は「才能がないのに続けるから偉いんやないか!」「続けるのが一番難しいんや」
まさかの礼子と同じ言葉を返します。
ハッとした鈴子。
みんなもがいている。とりあえず自分ももがくしかないんだと脱衣所で1人バレエの練習を始めるのでした。
10/17放送回の口コミやSNSでの評判は?
ブギウギ10/17放送回の放送後のSNSでの評判をまとめてみました!
今日の放送は「才能」がテーマだったね
それぞれに突き刺さる名言も多かったんじゃないかな
久々に鈴子の歌唱シーンもあったね!
鈴子の才能が開花するのはまだ先なのかなあ
明日の放送も楽しみだね!
第13話!10月18日(水)放送のあらすじ!
辰美の出した答え
出典元:Yahoo!ニュース
稽古場では礼子が導入したラインダンスの練習が始まっていました。
「なんやこれの踊りは」不服そうなアオイに「言ったでしょ、ラインダンスよ」
一糸乱れず踊ればみんなまとまり、そして何より楽しいから絶対にやりたいという礼子。
稽古後に柔軟をする鈴子と幸子。辰美は休み続けてもう一週間経つようです。
家に行ってみようと幸子を誘いますが、励ましてなんとかなるタイプじゃないとぼやく幸子。
そこへ現れたのは辰美。
稽古場の入り口に立ち告げた一言は「ウチ、梅丸やめるわ」辰美の出した答えは退団でした。
テラスに集まった鈴子達3人。「家がな、結構大変やねん」表情を変えず辰美は続けます。
不況なうえに母も入院しておりお金がいると説明しますが、幸子は「ほんまに家のことだけなんか」と突っ込みます。
「どういう意味や」とぼける辰美に、秋山のことかと鈴子が聞くと「関係あらへん」と声を荒らげます。
「あんたほんまに終わりでええんか」詰め寄る幸子に「死ぬ気で考えたんや」そう言い残し去っていくのでした。
それぞれが夢にもがく
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鈴子がはな湯へ帰宅すると梅吉が悪酔いしている様子。どうやら脚本の選考がまた不合格だったようです。
「いつものことやん」珍しく塩対応の鈴子、心配したツヤと常連客達が話を聞きます。
辰美が辞めると言い出したことを話す鈴子。秋山の才能に勝てないからと続けます。
辰美をやめさせたくないという鈴子に梅吉は「しょうもな」と一蹴。
自分が好きなことをやめるのは勇気がいる。どんな覚悟で言ったか、辰美の気持ちがよくわかると話します。
続けるのが一番難しいと言っていたのになんで続けられるのか、鈴子が問うと
ツヤが辞めさせてくれない、口ではやめとかアホとかいうけど本当はお父ちゃんにかけてるから、と話し出します。
「お前な、ごっつい重荷やねん」「ほんまに死にそうやねん」「ワテかて頑張ってんねん」
喚く梅吉に「頑張りが足りへんねん!!」ツヤが怒鳴ります。
もう耐えられない。こんなに頑張っているのに、これ以上どうしようもないのに。どうしたらいいんだと嘆く梅吉。
「和希ちゃんもそういうこっちゃ」鈴子にそう叫びます。
騒ぎを聞いたゴンベエと六郎が、慌てて飛んできて梅吉の介抱にあたるのでした。
ついに辰美の本当の気持ちがあふれ出す
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翌朝、更衣室では鈴子がバレエシューズを見つめ「あんねん、どうにもならんこと」と呟きます。
何かを吹っ切るように「大阪音頭」を大声で歌い踊る鈴子、礼子があとからやってきて「迫力あったわね」と笑います。
今の梅丸には合わないかもしれないけれど、鈴子の歌は面白い。いつか武器になるかもしれないねと告げます。
「桜庭さんがやめるってほんと?」「あなたたちはそれでいいの?」と鈴子に聞く礼子。
「仕方ないと思ってます」と返す鈴子に「なら私から話す」と厳しい表情を見せます。
廊下には辰美がいます。「あなた逃げてるわ、秋山さんからじゃなく自分から」と詰める礼子。
後ろから鈴子が「ええんちゃいますか、逃げても」と意見します。
どうにもならないことはある、だから逃げてもいい。
自分も大和さんやリリーにはぜったい勝てないと話す鈴子に、「なんでスズ子は続けられるんや」と辰美が聞きます。
「なんでやろ、ワテも怖いねんで」「せやけど、なんでかやめられへんねん」
下手でも、才能なくても、歌って踊るのがどうしようもなく好きだからやめられないと話す鈴子。
「そんなんウチかて好きやわ!」「ほんまはやめたないわ」
でも悔しくてしょうがない、抜かれるのがみじめだと辰美が泣き出します。
「つらいよなあ」「せやけどな、2人で抜かれよう」「そんでいつか見返したろ」鈴子が辰美を鼓舞します。
「ほんまあんたいつも大きなお世話してくれるわ!」辰美と鈴子は泣いて抱き合います。
いつの間にか集まってきていたアオイや幸子、美月達後輩も2人を囲い寄り添うのでした。
一致団結した少女たちに不穏な影・・・?
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「わたしだってどうにもならないことはある」礼子が後ろから話し出します。
「ごめんなさい」自分の演出のことばかりになっていたかもしれないと頭をさげる礼子。
それでも、ここを楽しい場所にしたい、誰にもやめてほしくないと泣き出します。
「それでラインダンスっちゅうわけか」アオイが礼子に歩み寄ります。
ほな稽古しよか!うちらは続けていくしかないんや。それで壁を一つ一つ越えていくしかない。永遠に修行や!
みんなに喝をいれるアオイ。「嫌やなあ、永遠に修行は嫌やなあ」鈴子がブーたれるとみんな口々に嫌や~と笑います。
「強く、逞しく、泥臭く、そして艶やかに」いつもの円陣を組む少女たち。
その顔にもう涙はなく、明るく希望に満ちたものとなっていました。
一連の様子を見ていた林部長。社長にあの子たちならこの不況もふんばれるはずと報告します。
一方暗い表情の大熊社長。「そのことなんやけどな」
すでに不況の波はUSKをも飲み込み、賃金削減・人員削減の方針へ舵が切られていました。
10/18放送回の口コミやSNSでの評判は?
ブギウギ10/18放送回の放送後のSNSでの評判をまとめてみました!
何かをがむしゃらに頑張って、それでもなかなか花開かない
そんな経験をしたすべてのひとに刺さる回だったね~
ハッピーエンドかと思いきや最後が不穏だったよね~
USKはどうなっちゃうのかな・・・明日の放送も楽しみだね!
第14話!10月19日(木)放送あらすじ!
劇団員たちに人員削減・賃金削減の通告
出典元:ニフティーニュース
アメリカ株価の大暴落から始まった世界恐慌は、梅丸株式会社にも大打撃を与えていました。
林部長に稽古場に集められた劇団員たち。ついに人員削減・賃金削減の通告がなされます。
通達の翌日、数名の楽団員と新人3人は解雇。残された劇団員たちの給与も3分の2に減らされることとなりました。
去っていく新人たち・残された劇団員たちへ、礼子が必ず引き戻す、会社とは自分が話をつけると伝えます。
こんなときこそ声を出し、稽古しようと鼓舞するアオイと礼子。ですが、少女たちに笑顔はありません。
テラスで集まる鈴子と幸子、そして辰美。
給与が3分の2になってしまっては到底やっていけないと、辰美も退団せざるをおえなくなりました。
どうしてこんなことになってしまうのか。
泣き出す辰美を鈴子と幸子はただただ寄り添うことしかできませんでした。
鈴子と幸子、そして股野は事務所の林部長へ直談判しに行きます。
なんとかならないのかと詰め寄る鈴子達に、「申し訳ない、今はそれしか言えない」と暗い表情の林部長。
その様子を礼子も厳しい表情で見つめるのでした。
嘆願書の提出、桃色争議
出典元:Yahoo!ニュース
翌日、稽古場に集まった劇団員たち。
礼子は会社の一方的な通告を必ず撤回させ、やめていったひとたちを戻すと宣言します。
今回の騒動をきっかけに、適正な賃金・休暇を求めるために嘆願書を提出する。
レビューガールとして、楽団員としての誇りを守るために自分たちの権利を主張するために闘うと告げました。
アオイも、東京では一部劇団ではストライキも起きている。お客様のためにはそれは避けたい、そのために闘おうと続けます。
争いごとの嫌いな幸子も、今回は闘うと意気込みます。少女たちは一致団結し、会社との闘いが始まったのでした。
劇団員たちを引き連れ、礼子とアオイが事務所へ向かいます。
「わたしたちの総意です」礼子が林部長に嘆願書を手渡します。
厳しい顔の林部長、「お前らがここまでしているんだから私もできる限りのことはする」「必ず社長に渡す」と約束しました。
翌朝の朝刊には、「レビュウ・ガール 突如梅丸へ嘆願書」の見出しで鈴子達の訴えがニュースとなって取り上げられていました。
除名処分された団員もおり、桃色争議団を結成と書き出された内容。梅吉は警察に捕まるんじゃないかと心配します。
何も悪いことしてないのに捕まらないと鈴子、ツヤも娘のやることは応援しろと喝をいれます。
出典元:wikipedia
USKの桃色争議は、実際にあった東京の松竹歌劇部のストライキをモデルにしています。
東京の松竹歌劇部のストライキ騒動は、1933年6月13日に実行されました。
当時の劇団員たちは230名と大所帯。リーダーとなったのは男役トップの水の江瀧子(みずのえ たきこ)。まだ18歳でした。
その活動に大阪の松竹歌劇部(USKのモデル、OSK)も賛同。
同年6月28日に、大和礼子のモデルとなった飛鳥明子(あすか あきこ)をリーダーにストライキが実行されました。
この中には、鈴子のモデル笠置シヅ子(かさぎ しづこ)も含まれていました。
少女たちの訴えに対し、会社は
出典元:NHKオンデマンド
その晩、はな湯に梅丸本社の男性が訪ねてきます。
ロビーで向き合い座る男性と鈴子・ツヤ、そして梅吉。
聞くと、鈴子はこれからの梅丸を背負う貴重な人材だと思っている。
だから、会社から一時金を支給したいと申し出ます。
一時金は全員もらえるものかと確認する鈴子に、「労働争議をやめてくれた人には」と返す男性。
そんなお金があるなら和希ちゃんや新人に払って引き戻してくれと訴える鈴子。
「カッコつけてるときちゃうで」男性が低い声で答えます。
会社のことが好きで、少しでも大きな劇団にしようと頑張ってる。なのになんで会社が劇団をバラバラにするようなことをするのかと怒る鈴子。
それに対し男性は、交渉は決裂や、こっちだって君らが踊れる場を必死に考えている、と言い残し去っていくのでした。
悔しい表情を見せる鈴子に、梅吉は「よう言うた!」と褒めます。「自分の信じるようにしたらええ」ツヤも鈴子を励まします。
会社のやり方に礼子は・・・
出典元:instagram
翌朝、鈴子が養成所へ行くと更衣室で美月が声を荒らげています。
どうやら、昨晩美月や幸子たちのところへも梅丸本社の人が取引にやってきたようです。
楽団員の股野は条件を飲んだと聞き驚く鈴子。礼子は悲し気な表情を浮かべます。
会社はみんなをバラバラにしようとしている。美月は怒りを抑えられない様子です。
礼子はついに「こうなったらストライキするしかない」と決断を下します。
せっかくの礼子の演出、ラインダンスも一生懸命練習したし待っているお客さんもいるのにと鈴子は説得するも、
この闘いは自分たちだけのためではない、これから先梅丸に入ろうとしてくれる子達のための闘いでもある。だから絶対に引けないと礼子は強い意志を示します。
そこへ「そやったらお客様のことも考えなあかんやろ」
傍観していたアオイがついに口を開きます。
ストライキは一番自分勝手な考え、絶対にさせないと礼子に強く抗議します。
緊張が走る更衣室。鈴子は不安げな表情を見せるのでした。
10/19放送回の口コミやSNSでの評判は?
ブギウギ10/19放送回の放送後のSNSでの評判をまとめてみました!
せっかくみんなが梅丸のために心が一つになったところに、会社の決断はがっかりだよね
仲間内で分断させて、場を治めようとするのはよく聞く手法だけど
礼子とアオイはどうか決裂しないでほしいなあ・・・
いい方向に向かいますように。明日のブギウギも楽しみだね!
第15話!10月20日(金)放送のあらすじ!
ぶつかる礼子とアオイ
出典元:Yahoo!ニュース
ストライキするしかないと決断した礼子に対し、それは絶対に許さないと抗議するアオイ。
鈴子達は礼子に退室を促され、更衣室には礼子とアオイ2人きりになります。
廊下ではそっとドアに張り付く鈴子、幸子、美月。緊張の面持ちで耳をそばだてます。
礼子もお客様に現実を見せていけないとよく言っていたじゃないか、ストライキは最悪の現実だと礼子に訴えるアオイ。
礼子は、確かに一番見せてはいけない現実だと受け入れるも、それよりも一番してはいけないことは自分自身を大切にしないことだと気づいたと話します。
「私たちは会社の道具じゃない」「梅丸を楽しい場所にするために自分たちを守る必要がある」と訴える礼子。
それに対して、「ウチは自分よりもお客様が大切や」それに会社の道具だったら劣等生だった自分はとっくに首切られていると反論します。
たとえ一人になっても踊ると宣言するアオイ。「それでいいと思う」受け止める礼子にたじろぎます。
ストライキしたらどうなるかわかってるのか、二度と舞台に立てないかもしれないと忠告するアオイ。
礼子はアオイの顔を見て「わかってる」と頷きます。
「あんた、まさか」「アホなこと考えんといて!」何かを察したアオイは大声を上げます。
ドアの外では幸子が、やっぱりアオイは礼子が好きなんだと推理。驚き、「大和さんのことが好きなんは・・・」鈴子が言いかけたところへ「やあ」。
気まずそうに股野がやってきました。つい大声を出す鈴子、中からアオイが出てきます。
礼子と鉢合わせになった股野は、開口一番「すんまへん」「僕はストライキはでけへん」と深々と頭を下げます。
梅丸は、才能がない自分が音楽をできる居場所。やっと見つけた居場所だから、ここを失ったらどうなるか怖くて怖くてストライキはできないと礼子に謝ります。
謝ることじゃない。それに、梅丸は自分にとってもやっと見つけた居場所だと寄り添う礼子。股野は申し訳なさそうに立ち去っていくのでした。
梅丸本社へ最後の直談判
出典元:Yahoo!ニュース
稽古場に集められた劇団員たちの前で、礼子は話し出します。
「明日、最後の話し合いをしに本社へ行きます」「そこで会社の態度が変わらないようなら私はストライキに入ります」
礼子の決断を固唾を飲んで聞く鈴子たち。
礼子は、今日の稽古は中止にするからそれぞれがどうするか考えるように、どちらの決断も尊重する。と続けます。
そして、最後に「解散」と言い残し去っていくのでした。
はな湯では、常連客たちがUSKのストライキについて好き勝手話し合います。
「ワテ、ホンマにどないしよう」悩む鈴子に「あんたが決めたことやったらどっちでもええ」とツヤは話します。
ただ、「絶対にやめたらあかん」途中で投げ出すことは絶対に許さないと鈴子に話します。
自分に決断権をゆだねるツヤに、鈴子は梅吉の映画は何故辞めさせないのか問います。
「おなごの意地や」ツヤは笑って答えるのでした。
アオイが必死に社長へ直訴するも、届かぬ声
出典元:山陽デジタル
まだ人のまばらな朝の通りを鈴子は1人歩きます。梅丸劇場の前には1人看板を見上げる礼子がいました。
「ワテもついてってよろしいですか」礼子に話しかける鈴子。
まだ腹は決まっていないけど、自分も社長に自分の思いを話したいと伝え2人で会社へ向かいます。
社長室からはアオイの怒鳴る声。どうやらたった1人、社長に直訴しに行ったようです。
礼子がいなければ梅丸はここまで来ていない。本当はストライキなんかしたくないはずだ。なんで話し合いの場も設けてくれないんだ、と訴えるアオイに、
お前らこそ誰のおかげでここまでこれたと思ってるんだ、と厳しい表情の社長。
礼子も自分も会社に感謝して、愛している。だからこそ、礼子は会社と刺し違える覚悟でストライキするつもりだ。
林部長が止めに入るも必死に言い立てるアオイですが、
あいつがいなくなっても会社はびくともしない、さっさと出ていけ言うとけ
ぴしゃりと社長は言い放ちます。
社長室へ乗り込む鈴子、決行されたストライキ
出典元:instagram
礼子と2人、廊下で聞いていた鈴子は「ワテもう我慢でけまへんわ」と呟くと勢いよくドアを開け「何やさっきから聞いとったらコラァ!」と飛び込みます。
林部長に言葉遣いを咎められ一旦は謝るものの、自分の思いがあふれ出します。
誰もストライキなんかしたくない、でも嫌なことは嫌だとちゃんと言える人間にならないといけない気がする。
「会社のため、お客様のため、人のため、世の中のため」も素晴らしいこと、結構なこと。
「せやけど一番大切なんは・・・」
勢いで話し始めたからか言葉に詰まる鈴子。そこへ礼子が「自分自身です」と割って入ります。
自分を大切にできない人間は会社やお客様を大切にできない、だから自分はストライキを決行すると社長ににじり寄る礼子。
すかさず鈴子も「ワテも決行します!」と賛同の声を上げます。
去っていこうとする礼子に「アカン!」アオイが立ちふさがります。
「ウチは、あんたのこと・・・」涙ながらに、言いかけた言葉を飲み込み「絶対に行かせへん」と呟き真っすぐ礼子を見つめます。
礼子はアオイを優しく抱きしめ「ありがとう」「あなたのおかげで私も頑張ってこられた」と呟き去っていくのでした。
呆然とするアオイ、鈴子も涙をぬぐい礼子の後を追い退室します。
林部長も涙をのんで見守ります。社長室には、泣き崩れるアオイの嗚咽だけが響き渡ります。
そしてついに礼子、鈴子を始めとしたUSKの一部少女たちでストライキが決行されました。
「賃金下げるな」梅丸少女歌劇団の旗を掲げ声を上げながら、山寺へ籠城しに向かう鈴子達なのでした。
10/20放送回の口コミやSNSでの評判は?
自分たちの権利や主張を守るために声を上げた礼子たちの姿は格好いいよね
社長室での3人の演技は圧巻だったね
アオイさんの涙にもらい泣きした人も多いんじゃないかな
ついにストが決行されてしまったところで今週のブギウギは終わり
来週からどうなってしまうのかな・・・
第3週「桃色争議や!」まとめ
第3週では入団から6年が経ち、わき役ながらも一人前のレビューガールとなった鈴子。
強力な後輩の出現や、自分の才能が見いだせずに葛藤するも仲間と乗り越え礼子演出の舞台へ向けて動き始めました。
しかしその矢先、世界的な不況の波に飲まれた梅丸少女歌劇団。会社の横暴な態度に、ついに礼子とアオイがバラバラになっていまいます。
自分自身を大切にするために、礼子につきストライキを決行することにした鈴子。
これから一体どんな困難が待ち受けているのでしょうか?
来週のブギウギも楽しみです!