NHK朝ドラ『ブギウギ』でヒロイン・鈴子の親友・タイ子役を演じているのは藤間爽子(ふじまさわこ)さんです。
タイ子は芸者の娘で、鈴子とは小学校の同級生で大の仲良しです。
少女時代は子役の清水胡桃さんが演じましたが、藤間爽子さん演じる成長したタイ子は第3週『桃色争議や!』から登場しました。
小学校を卒業後、梅丸少女歌劇団(USK)に入団した鈴子に対し、タイ子は小学校卒業後に女学校へ進みます。
鈴子とは別々の道を歩むことになりましたが、成人後は母親と同じ芸者の道を歩みます。
そんなタイ子を演じる藤間爽子さんは現在29歳。
女優として活動する一方、日本舞踊家・三代目藤間紫としての顔も併せ持ちます。
なんと、29歳の若さで日本舞踊の流派のひとつである紫派藤間流の家元も務めているんです。
本記事では、NHK朝ドラ『ブギウギ』でヒロイン・鈴子の親友・タイ子を演じる藤間爽子さんについて
・藤間爽子と何者?本名は?
・藤間爽子のwiki風プロフが知りたい
・藤間爽子の経歴は?
・藤間爽子の両親や家族について知りたい
などを調べてみました。
藤間爽子のwiki風プロフィール
NHK朝ドラ『ブギウギ』でヒロイン・鈴子の親友・タイ子を演じる藤間爽子さんのwiki風プロフィールはこちらです。
出典:モデルプレス
<プロフィール>
名前:藤間 爽子(ふじま さわこ)
別名義:三代目藤間紫
本名:同じ
生年月日:1994年8月3日
年齢:29歳(2023年10月現在)
出身地:東京都
身長:154cm
職業:女優・日本舞踊家
所属:レプロエンタテインメント
所属劇団:阿佐ヶ谷スパイダース
学歴:青山学院大学文学部比較芸術学科
藤間爽子さんは東京都の出身です。
藤間爽子さんの祖母は日本舞踊の紫派藤間流初世家元・藤間紫さんで、幼い頃から祖母に師事し日本舞踊を習っていました。
初舞台は7歳の時、歌舞伎座での舞踊会でした。
小学校4年生の時に踊った「羽根の禿(はねのかむろ)」は大絶賛を浴びます。
その踊りを観た市川猿翁が絶賛したのを聞き、藤間紫さんは嫉妬してしまったのだそうです。
家元が嫉妬するほどの実力の持ち主で、早くから後継者として指名されていました。
藤間紫の死後、二代目を襲名した市川猿翁さんに師事していましたが、弟子たちからも実力が認められ、2018年に三代目藤間紫を襲名することとなりました。
2017年、青山学院大学を卒業後、NHK朝ドラ『ひよっこ』で女優デビューします。
朝ドラは『ひよっこ』・『ちむどんどん』(2022年)に続いて『ブギウギ』が3作目の出演となります。
また、2018年には劇団『阿佐ヶ谷スパイダース』のオーディションに合格し、現在も所属しています。
日本舞踊家として、女優としてドラマや舞台と幅広く活動していますね。
藤間爽子の経歴
出典:Real Sound
藤間爽子さんの経歴についてみてみましょう。
藤間爽子の主な出演作品
2017年に『ひよっこ』で女優デビューして以来、着々と実績を積んでいることがわかりますね。
三代目藤間紫
出典:スポーツ報知
先述した通り、藤間爽子さんの祖母は日本舞踊の紫派藤間流初世家元・藤間紫さんです。
藤間爽子さんは幼い頃から祖母に師事し、日本舞踊を習ってきました。
初世藤間紫さんは、藤間紫さんのセンスを見抜き、後継者として指名します。
7歳で初舞台を踏み、小学校4年生で踊った『羽根の禿(かむろ)』は大絶賛を浴び、初世藤間紫さんがその才能に嫉妬したと言われています。
初世藤間紫さんが亡くなった後、市川猿翁さんが二代目を襲名します。
二代目市川猿扇さんに師事し、他の弟子にも認められた藤間爽子さんは三代目を襲名することが決まりました。
そして2021年2月28日、藤間爽子さんは三代目藤間紫を襲名し、日本舞踊の紫派藤間流の家元となりました。
藤間爽子の家族構成
藤間爽子さんは両親と兄が1人の4人家族です。
出典:週刊女性PRIME
亡くなった祖父母が元舞踊家、両親は元俳優、兄はアイドルといった家庭で育ちました。
祖母・・・初代藤間紫
祖父・・・藤間 勘十郎
父・・・藤間文彦
母・・・島村佳江
兄・・・藤間貴彦
藤間爽子の祖父母
藤間爽子さんの祖母は、日本舞踊の紫派藤間流・初世家元藤間紫さんです。
21歳の時、24歳年上の藤間勘十郎さんと結婚し、1男1女を儲けます。
しかし、藤間勘十郎さんとは1985年に離婚します。
その後16歳年下の市川猿扇さんと再婚します。
従って、市川猿扇さんも血縁縁関係はありませんが藤間爽子さんの祖父に当たります。
祖父は六代目藤間勘十郎さんで、藤間流宗家の舞踏家です。
藤間紫さんは2009年3月、藤間勘十郎さんは1990年9月に亡くなっています。
藤間爽子さんは1994年生まれですので、本当の祖父の顔を知らないことになりますね。
藤間爽子の両親
藤間爽子さんの父は元俳優の藤間文彦さんです。
藤間文彦さんは、1969年に劇団浪曼劇場の研究生となり、テレビドラマ『女の劇場』(フジテレビ)の編「堀川波の鼓」で俳優デビューしました。
その後、テレビドラマを中心に俳優活動を続けますが、1980年代に俳優の第一線から退きます。
引退した現在は、市川猿扇さんの事務所である「株式会社おもだか」の社長となっています。
藤間爽子さんの母は元女優の島村佳江さんです。
出典:X
島村佳江さんは、1976年に映画『金閣寺』で女優デビューを果たします。
その後は文芸映画での固い雰囲気の役柄が続きますが、水谷豊さん主演のテレビドラマ『熱中時代(教師編)』では女性教師役で明るく活発な役をこなしています。
現在は芸能界を引退し、一般人となっているようですね。
藤間爽子の兄
出典:モデルプレス
藤間爽子さんには2歳年上の兄、藤間貴彦さんがいます。
藤間貴彦さんは男性アイドルの事務所に所属した元アイドルで、ユニット『Tops』のメンバーとして活動していました。
お兄さんも藤間爽子さんと同じく、日本舞踊家で初代藤間翔を襲名しました。
名前の由来は市川猿扇さんの生きざまを表す「天翔(あまかけ)る心」からきているそうです。
藤間爽子の経歴まとめ
以上、NHK朝ドラ『ブギウギ』でヒロイン・鈴子の親友・タイ子を演じる藤間爽子さんについて紹介してきました。
まとめると以下のようになります。
・藤間爽子は女優かつ日本舞踊家である。
・藤間爽子は祖母藤間紫から日本舞踊の師事を受け、三代目を襲名した
・藤間爽子は両親と兄の4人家族である。
・藤間爽子の祖父母は日本舞踊家、両親は元俳優、兄は元アイドルで日本舞踊家の芸能一家である
藤間爽子さんは女優であり、三代目藤間紫を名乗る日本舞踊家です。
また、家族も日本舞踊家や元俳優で、華麗なる芸能一家であることがわかりました。
NHK朝ドラ『ブギウギ』で藤間爽子さんの踊りが披露されたのは第24回(11月2日放送)。
華麗な舞がSNSでも話題となりました。
今後、益々の活躍を期待したいです。